とある塾講師の体験

私がとある塾で算数教師を10年やっていた経験を書きます。

算数という分野は受験においては最重要科目といって差し支えありません。

何より点数が大きく離れやすいので、塾にとっては最も大切な人材といえます。

そのため、仮に成績が悪い子がそれなりにいたとしても、センスの問題として扱われ易く、

塾長から叱責されることは比較的少ないのでは無いでしょうか。

一方、中学受験の算数は頭を使う問題が多く、大人でもしばらく考えなければ解けない問題もあります。

特に有名私立中学などは、電車の広告などでよく見るような頭を柔らかくして解く必要がある問題があるため、

普段から勉強を怠らないようにしておく必要があります。

難しい問題をきちんと解説することで初めて子供からの信頼を得ることが出来ますので、

仕事で手を抜くことはできず、やり甲斐をもって業務に励む必要があります。

業務としては、昼の2時くらいから始まり、夜中12時くらいまでは塾にいるという毎日を送っていました。

ブラックという人もいるかもしれませんが、朝弱い人からすればそれほど苦にもならないと思います。

それよりも、精神的なプレッシャーの方が辛いと思います。

有名進学塾ですと、同じ塾グループの違う教室で進学率を争うことが多く、

塾生の成績で一喜一憂するのはやり甲斐もある一方で胃がキリキリする、そんな思い出が残っています。